ホーム > NPO法人
NPO法人

特定非営利活動法人慈心振興協会設立趣意書

お彼岸やお盆にお墓参りをした際によく目にする、継承者が不在になったことによって、長期に渡って放置され、荒れ果てている無縁墳墓(いわゆる無縁仏)をなんとかできないか、と考え始めたことが当法人設立を決意するきっかけとなりました。

無縁墳墓の改葬は本来、寺院や霊園管理者がその責任を負うべきところですが、手続きが煩雑な上、職業が多様化し法事の時期が一定ではなくなっている今では、そこまで手が回らないというのが現状です。
それならば、我々が無縁墳墓の調査と改葬に関わる諸手続きを代行することで、そのお墓に眠っているご先祖の供養と、何かのご事情で心ならずも継承できない方への精神的負担の軽減になればと考えております。

上記活動の協力者を探すべく、各地域をまわっているうちに、現代の人々がその地域に根づいた歴史や文化を忘れかけていることに気づかされました。犯罪においても、諸外国人のみならず、日本人、特に青少年の犯罪が凶悪化しているのは、自分の住んでいる地域を愛する心、いわば「郷土愛」を忘れているためではないでしょうか。

少年時の体験で、例えば遊んでいる最中に地域の方に怒られた嫌なものであっても、ずっと記憶の底に残ると言われています。
この少年時の体験はその後の青少年の人格形成に大きく影響しているものと思われます。

一方、現代の子供の遊びはテレビゲームを代表に室内での遊びが中心です。
しかし、本来の子供の遊びというのは外で遊ぶことであります。そして、外で遊ぶ場所といえば、地域の公園やお寺・神社の境内でした。その寺院や神社は我が国の歴史と文化の大半を担ってきたものであることは疑いの余地はありません。

そこで、我が国の歴史・文化を大事にする心−いうなれば「和の心」、地元を愛する心−「郷土愛」を青少年に伝承する事業を先の供養活動と平行して行い、我々日本人が忘れかけている。日本古来の文化と歴史に根ざした、地域のコミュニティ形成の現実を目指します。

具体的には地域の自治会・子供会の協力を頂き、公民館や寺院内の敷地を借りた、地域の文化及び歴史を子供たちに伝えるイベント(例:外での遊びや遊び道具の作り方を伝える大人と子供の交流会、地元在住の識者を招いての地域文化と歴史をわかりやすく伝えるトーク会等)や演奏会、地域の工芸品の展示会を開催し、青少年を中心に地域社会の交流促進に寄与することを目指します。

特定非営利活動法人慈心振興協会

住所:〒160-0006 東京都新宿区舟町7 ロクサンビル 3F
TEL:03-5755-3210
FAX:03-3351-2481