
了法寺(りょうほうじ)は、東京都八王子市にある日蓮宗の寺院である。山号は松栄山と称し、本尊は十界互具大曼荼羅である。当山開祖の啓運日澄上人は、延徳元年(1479年)京より関東に下り円明寺を創建した。その後、鎌倉妙法寺に学室を設け「法華啓運鈔」等多くの著述を残した。また、「日蓮聖人註画讃」においては後世の日蓮聖人伝に影響を与えた宗義興隆一致派の学匠でもあった。その日澄上人が鎌倉松葉ヶ谷の大本山本圀寺貫首であったとき、隠居寺として了法寺を創建したと伝えられている。貞和元年(1345年)に本圀寺が京都に移遷するにあたり、延徳2年(1490年)了法寺はあらためて元八王子に開創されることになった。その後、天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原攻めで八王子城が落城、北条氏没落後に現在地に移転した。近年では、萌えキャラをあしらった案内看板「萌え看板」や携帯サイトで、若い人の参拝者を引き付け、なにかと話題の多い開かれた寺院となっている。
◇八王子七福神 新護弁財天
| 住所 | 〒193-0921 東京都八王子市日吉町2−1 |
| 電話 | 042-626-2004 |
| FAX | |
| アクセス |
JR西八王子駅から徒歩7分
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■本堂西八王子駅北口からイチョウ並木の美しい甲州街道に出て、東に向かう。千人町交差点の一つ先の信号を過ぎた左手に了法寺の門が見えてくる。門を入ると直ぐ右手に「萌え看板」がキラキラと立っている。参道脇には大きなサクラの木が4本ある。ソメイヨシノ3本と八重桜が1本で、春には見事な花を咲かせる。参道正面が本堂で、本尊の十界互具大曼荼羅の他に、鬼子母神、七面大明神、新護弁財天を祀っている。 |
■新護弁財天お前立ち本堂の前に八王子七福神の弁財天である新護弁財天のお前立ちが立っている。八王子七福神めぐりは1月1日〜10日までとなっており、その日以外はお前立ちをお参りすることになる。新護弁財天は川を守る神様の原形をとどめており、右手に宝剣、左手に宝珠を持っている。琵琶を持つ江ノ島の弁財天とは異形である。浮彫の弁財天像の右横には、弁天様の化身である宝珠を抱いた白い蛇の宇賀神さまが祀られている。 |
■稲荷堂参道の右手にある大きな百日紅の木を前にして稲荷堂が建っている。堂内には沢山の神様が祀られている。元禄14年(1701年)に浅草の熊谷稲荷から勧請した熊谷稲荷をはじめ、於岩稲荷、文護稲荷、最上稲荷、笠間稲荷、豊川稲荷と、多くのお稲荷様が祀られている。更に、三対勧請として大黒天、龍神が祀られている。商売繁盛などご利益も沢山である。 |
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■百日紅境内の真ん中に樹齢260年以上といわれる百日紅の古木がある。夏にはピンクの花を咲かせる。百日紅の木の下は絵馬掛けとなっており、沢山の絵馬とおみくじが結ばれている。■萌えキャラの「案内看板」 2009年6月にアキバオタクに人気の歌手兼漫画家の「とろ美さん」が描いたキャラクターが一面に配された看板が完成した。携帯サイトでも同じキャラクターでお寺の案内を始めたところ若い人達の参拝が増えたという。もともとお寺は常に開かれた場所と考える若いご住職の意図が生かされた結果となっている。 |
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