
世田谷区の代田にある円乗院(えんじょういん)は山号を代永山と号する真言宗豊山派の寺院である。寛永2年(1625)に開創と伝えられるが、享保年間(1716-35)に代田の七人衆の手によって建立されたともいわれ、今も七人衆の家孫は絶えることなく続いている。円乗院は最初は真言宗新義派で、世田谷勝国寺の末寺であった。境内は約3千平方メートル余り、他に田、畑、山林などを所有していた。門前に立膝地蔵が安置されているがこれは享保2年(1717)、代田耕地一帯の大洪水で疫病が発生し、多くの幼児やお年寄りの命が奪われた供養に建立された。
| 住所 | 〒155-0033 東京都世田谷区代田2−17−3 |
| 電話 | 03-3414-4584 |
| FAX | |
| アクセス |
小田急小田原線世田谷代田駅より徒歩7分
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■本堂山門をくぐると正面に本堂がある。本尊、江戸時代中期の作という不動明王他、興教大師木像、十一面観音像などを安置している。文政8年(1825)に建立したが戦災で焼失し、昭和29年(1954)に再建された。 |
■観音堂本堂手前左に観音堂がある。観音菩薩像を安置している。十一面観音菩薩は観音経などに基づいて広く信仰・礼拝の対象となっている。また、般若心経の冒頭に登場する菩薩でもあり、般若の智慧の象徴ともなっている。 |
■境内第二次大戦下昭和20年(1945)5月25日の東京大空襲の戦火で焼けたコウヤマキがあり、戦争の痛ましさの象徴として保存されている。その姿は象のようにもみえる不思議な形をとどめている。 |
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円乗院の庭広い境内で緑が多い円乗院は、庫裡の正面が庭園になっている。その庭園には多くの樹木が茂り、水が流れ、池があり鯉が泳いでいる。四季折々の花が咲く、心和ませる円乗院である。 |
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